2009-09-13
アダルトビデオ調教日記 第24回
映画の街・京都太秦に江戸時代から伝わるSMの器具があった!
夏と言えば怪談・・・でも私は猥談の方が好き・・・涼しくはならないけど!
そんな「発言の8割が下ネタ」バスガイドですが、先日、友人の二十五歳のSFマニアの東野明君という青年に、いつもの如く
「何をオカズにオナニーしとんの?」
とセクハラ質問をしていたところ、その流れから、何故か
「宇宙空間でのAV撮影」
の話になりました。
SFにムチャクチャ詳しい東野君は、私の宇宙空間での「潮吹き」「鞭」「ぶっかけ」「スカトロ」「ロウソク」撮影はどうなるのかという質問に、こと細かに理路整然と大真面目に答えてくれました。
例えば東野君によると、宇宙空間、つまりは無重力状態でローション物とかやると、女優さんが窒息するらしいですよ。
「ぶっかけ」とかすると球状になったザーメンが部屋中に散乱して後始末が大変らしい。
あとロウソクも時間が経っても温度が下がらないのでヤケド確実。
それとどうしても男優のピストンの速さも、地球上のようにはいかないらしい。とにかく宇宙空間でのAV撮影は困難らしいですが、それはそれで面白そうだし、いつか宇宙で撮影されたAVが観られる未来が来るといいですね!
そんな東野君の大真面目で理論的な講釈が面白くて、「本格的なSFとSMの融合AV」とかどうだろう? とか真剣に考える独身バスガイドの夏。
私はSFよりSM派バスガイドなんですが、(比較すんのもおかしいけどよ)そんな私が修学旅行生の案内などで行く度にドキドキする施設があります。
それは京都の太秦映画村・・・時代劇関係のセットが公開されているアミューズメント施設で、実際の撮影も見学することが出来ます。
こちらに「遠山の金さん」のお白州とか、長屋とか、江戸時代の町が再現されているのですが、その中に「拷問部屋」がありましてね、ここに、あのSMには欠かせない「三角木馬」があるんです・・・
そうです、裸の女を跨らせ、三角形の頂点が股間に嵌まり、後ろ手を括られて動けない、ああ、トイレもいかせて貰えない、尖ったところが直撃して感じちゃうやら恥ずかしいやらの「三角木馬」ですっ!!
修学旅行生が数多く訪れる施設にこんなエロ器具展示してていいのか! といつも戸惑うのですが、もともと「三角木馬」は江戸時代の拷問方法として開発されたものなんです。
あと、ムチで叩くというプレイも奈良時代の「杖で叩く」と言う合法化された拷問が元になってると思うんですね。勿論この杖も三角木馬も元来は犯罪者の自白を促すために行われた行為の筈なんですが、現代で「ムチ撃ち」「三角木馬責め」というと、誰しも「SMプレイ」を最初に思い浮かべると思うんですよ。
そんなことない? え? 私だけ?
つーことは、奈良時代のムチから始まった「拷問」で少なからず性的快感を覚えた人達はいたんやないかと・・・
団鬼六先生の傑作SM小説「花と蛇」に、十九歳のお金持ちのお嬢様が悪者に捕らえれれて三角木馬に跨らされ、トイレに行かせて貰えずに号泣しながら放尿する場面があります。
「まあ! 良家のお嬢様が床をこんなにビシャビシャにするなんて!」
と笑われ屈辱に更に咽び泣くお嬢様・・・想像するだにヌかずにいられない名場面です。
映画村に行って拷問部屋を子供達と見る度にその場面を思い出す三十路独身バスガイド・・・きっと子供達も大人になりふとしたことからこの「拷問部屋」のことを思い出すこともあるでしょう。
(DMM DVD 2009年 9月号掲載)
夏と言えば怪談・・・でも私は猥談の方が好き・・・涼しくはならないけど!
そんな「発言の8割が下ネタ」バスガイドですが、先日、友人の二十五歳のSFマニアの東野明君という青年に、いつもの如く
「何をオカズにオナニーしとんの?」
とセクハラ質問をしていたところ、その流れから、何故か
「宇宙空間でのAV撮影」
の話になりました。
SFにムチャクチャ詳しい東野君は、私の宇宙空間での「潮吹き」「鞭」「ぶっかけ」「スカトロ」「ロウソク」撮影はどうなるのかという質問に、こと細かに理路整然と大真面目に答えてくれました。
例えば東野君によると、宇宙空間、つまりは無重力状態でローション物とかやると、女優さんが窒息するらしいですよ。
「ぶっかけ」とかすると球状になったザーメンが部屋中に散乱して後始末が大変らしい。
あとロウソクも時間が経っても温度が下がらないのでヤケド確実。
それとどうしても男優のピストンの速さも、地球上のようにはいかないらしい。とにかく宇宙空間でのAV撮影は困難らしいですが、それはそれで面白そうだし、いつか宇宙で撮影されたAVが観られる未来が来るといいですね!
そんな東野君の大真面目で理論的な講釈が面白くて、「本格的なSFとSMの融合AV」とかどうだろう? とか真剣に考える独身バスガイドの夏。
私はSFよりSM派バスガイドなんですが、(比較すんのもおかしいけどよ)そんな私が修学旅行生の案内などで行く度にドキドキする施設があります。
それは京都の太秦映画村・・・時代劇関係のセットが公開されているアミューズメント施設で、実際の撮影も見学することが出来ます。
こちらに「遠山の金さん」のお白州とか、長屋とか、江戸時代の町が再現されているのですが、その中に「拷問部屋」がありましてね、ここに、あのSMには欠かせない「三角木馬」があるんです・・・
そうです、裸の女を跨らせ、三角形の頂点が股間に嵌まり、後ろ手を括られて動けない、ああ、トイレもいかせて貰えない、尖ったところが直撃して感じちゃうやら恥ずかしいやらの「三角木馬」ですっ!!
修学旅行生が数多く訪れる施設にこんなエロ器具展示してていいのか! といつも戸惑うのですが、もともと「三角木馬」は江戸時代の拷問方法として開発されたものなんです。
あと、ムチで叩くというプレイも奈良時代の「杖で叩く」と言う合法化された拷問が元になってると思うんですね。勿論この杖も三角木馬も元来は犯罪者の自白を促すために行われた行為の筈なんですが、現代で「ムチ撃ち」「三角木馬責め」というと、誰しも「SMプレイ」を最初に思い浮かべると思うんですよ。
そんなことない? え? 私だけ?
つーことは、奈良時代のムチから始まった「拷問」で少なからず性的快感を覚えた人達はいたんやないかと・・・
団鬼六先生の傑作SM小説「花と蛇」に、十九歳のお金持ちのお嬢様が悪者に捕らえれれて三角木馬に跨らされ、トイレに行かせて貰えずに号泣しながら放尿する場面があります。
「まあ! 良家のお嬢様が床をこんなにビシャビシャにするなんて!」
と笑われ屈辱に更に咽び泣くお嬢様・・・想像するだにヌかずにいられない名場面です。
映画村に行って拷問部屋を子供達と見る度にその場面を思い出す三十路独身バスガイド・・・きっと子供達も大人になりふとしたことからこの「拷問部屋」のことを思い出すこともあるでしょう。
(DMM DVD 2009年 9月号掲載)
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